2018/12/26

カローラは2015年、トヨタ初の累計1,000万台を販売したコンパクトセダンです。
そして2015年はもう一つ、カローラがクーペ、リフトバック(ハッチバック)やワゴン、商用バンなどを含めたカローラ「一族」で累計4,000万台!販売達成となった年でした。
2016年、カローラはデビューから50年目を迎え、一番若々しいフィールダーの販売に力が入っています。
セダンであるカローラ・アクシオのメインユーザー層が60代…となるなか、20代、30代のユーザー層が圧倒的なフィールダー。
その魅力や評価・評判を口コミから探っていきます。
世はミニバン全盛期ーーアルファード、ヴェルファイアを頂点とするトヨタの牙城はテッパンですが、唯一スター選手のいないところがワゴンタイプ。
特に、スポーツワゴンではスバル・レヴォーグの1強になっており、他社ではマツダ・アテンザ(276~400万円)、ホンダ・シャトル(169~255万円)が目立つ程度です。
カローラ・フィールダーは全長4,400mmと完全に5ナンバー枠に留めていることから、扱いやすい、取り回しが良いといったコンパクトワゴンですが、実際の評価はどうなっているのでしょうか?
価格・値引き、グレード・スペック・カラー、燃費・口コミなど、人気の新車の情報はこちらで!
カローラ フィールダーの価格
ハイブリッドとガソリンエンジンの2タイプによる並走、そして1.8Lと1.5Lのエンジンを選択できる趣味性の良さ。
コンパクトボディーではありますが、走りに期待が持てそうな一台に仕上がっています。
■HYBRID?G ”W×B” 1.5L+モーター 2WD
2,474,182円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■HYBRID?G “AEROTOURER” 1.5L+モーター 2WD
2,373,055円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■HYBRID?G 1.5L+モーター 2WD
2,298,437円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■HYBRID? 1.5L+モーター 2WD
2,195,345円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■1.8S ”W×B” 1.8L 2WD
2,324,945円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■1.8S 1.8L 2WD
2,214,000円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■1.5G ”W×B” 1.5L 2WD
2,114,837円
■1.5G ”W×B” 1.5L 4WD
2,240,509円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■1.5G “AEROTOURER” 1.5L 2WD
1,989,163円
■1.5G “AEROTOURER” 1.5L 2WD 5MT
1,871,345円
■1.5G “AEROTOURER” 1.5L 4WD
2,130,545円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■1.5G 1.5L 2WD
1,922,400円
■1.5G 1.5L 2WD 5MT
1,804,582円
■1.5G 1.5L 4WD
2,063,782円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
■1.5X 1.5L 2WD
1,753,709円
■1.5X 1.5L 2WD 5MT
1,625,891円
■1.5X 1.5L 4WD
1,885,091円
引用:http://toyota.jp/corollafielder/grade/
価格に関しては、非常にお買い得感のある車です。
200万円でインテリアはすべて網羅され、あとはルーフキャリアを付けることでぐっと洒落た感じになるコンパクトワゴンです。
社用車として使われていることが多いことから、所有の楽しみがあまりないように感じられる方もアリ。
ただ、マニュアルトランスミッションを設定しており、4.9mの最小回転半径をうまく使えば、小回りが利く非常に楽しいドライビングが堪能できます。
引用:http://automove.jp/wp-content/uploads/2015/10/7c1291c738164c3cad76fb97135918f3.png
納期の口コミ
カローラ・フィールダーは、ハイブリッドタイプが1か月。
ガソリン車が1か月半。
トヨタでは標準納期となっています。
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2132549/002_o.JPG
■Aさんのケース:納車まで1か月
「ハイブリッドだったので、早かったですね。
ディーラーさんによれば、岩手県内の工場で生産されているというので、陸送なんでしょうか?ちなみに九州です」
燃費の口コミ
カローラフィールダーのJC08モードでの燃費は以下のとおり。
■ハイブリッド
1.5L+モーター 33.8km/L
■ガソリン
1.5L 2WD CVT 23.0km/L
1.5L 2WD MT 17.6km/L
1.5L 4WD CVT 16.0km/L
1.8L 2WD CVT 16.6km/L
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2168007/001_o.jpg
燃費に関しては、以下のような口コミがありました。
1.5G“AEROTOURER”です。23km/Lというカタログ値にだいぶ近づいてきましたね。
春に納車の新車1000km走行でメータ表示16.5km、ガソリン満タン計測で17.5km、今後さらに伸びると思う。(価格com.より)
1.5G W&B。23kmのカタログ値に対して、18.2。よく走りますね。
思ったよりも空力が優れているのでしょうか、とにかく軽いステアリングで良く曲がります。
そのくせ、道路に張り付くような走りで楽しいですね。(ユーザーさんへの取材より)
引用:http://toyota.jp/pages/contents/corollafielder/003_p_006/image/grade/grade2/carlineup_corollafielder_grade_grade2_02_pc.png
隠れた走り屋…まさにこの車がふさわしいようです。
カラーリングもビビッドで楽しいのですが、クローム調のアルミがまた非常に映えています。
ハイブリッド車は燃費がかなりいいのはわかりますが(実燃費で27程度は回る)、やはり人気はガソリン車。
15万Kは走らないと元が取れない…という価格差を完全に吹っ飛ばしているガソリンエンジン、それも1.5Lが人気ですね。
荷物が詰めるというアドバンテージだけではないようです、このスポーツワゴン。
価格・値引き、グレード・スペック・カラー、燃費・口コミなど、人気の新車の情報はこちらで!
内装の口コミ
全体的に機能性を重視したオーソドックスな形。
エアコン吹き出し口は伝統のサークル。
これは50年来?スポーティーさの原型でしょうか。
インパネは樹脂のシボ感が非常にうまくできていて、クラスをかなり超えたものになっています。
シートは頑張っていると思えます。
特に、後席もしっかり5人乗れるようになっているのが秀逸。
何分、このクラスのワゴンは今やシャトルとフィールダーだけ。
シャトルはフィットの派生で、後席の広々感はフィールダーより上。
ここは残念ですね。
飾り気は全くありませんが、これで十分という気になれるのは、最近の車のデザインがかなり独特だから?
引用:http://img.carsensorlab.net/CSphoto/catalog/TO/S046/TO_S046_F003_M003_3_L.jpg
他の口コミを見てみましょう。
値段を考えれば、随分頑張っているところだと思う。
特にシートの質感など安物なりに他社よりランクの上の物を使っているような印象を受ける。
惜しいのはセンターのナビとエアコンパネルとその下のカップホルダーの間の空間が間延びしている気が。
家族に速攻で飾りつけをされてしまいました(価格com.より)
残念なのは、やはり積み荷が少ないこと。
ワゴンだからもう少しバッグが詰めると良かった。
写真が趣味なので、三脚やテントなどを効率的に積むが、やはりシャトルの方が便利。
引用:http://toyota.jp/pages/contents/corollafielder/003_p_006/image/interior/seat/carlineup_corollafielder_interior_seat_01_pc.png
フィールダーへの内装の注文は、なかなか難しいようです。
それもそのはず、フィールダーを若向きにしたとはいっても、サーフボード乗せる、スノーボードを積み込むことで用が足りるようにしているだけで、基本的には1人か2人が乗る車にしています。
つまり、コンパクトワゴンではあってもあくまでも「小型でワゴンの形をした走りが楽しい車」を目指しているようで、積み荷の容積が何リットル、などということは訴求されていません。
もしそうならミニバンをどうぞ、というのがトヨタの考え方のようです。
カローラフィールダーの口コミまとめ
引用:http://blog-imgs-82.fc2.com/c/a/r/carinfoj/20151003182200592.jpg
2018年にはフルモデルチェンジか?と噂されるカローラフィールダー。
中東やアメリカモデルは完全に3ナンバーモデルに移行していますが、ドメスティックモデルは5ナンバー枠を守ることから、先進性を訴求することになりそうです。
現段階のエクステリアで特徴的なのは大きなラジエターグリル。
これが意図するのは、完全い「MIRAI」同様の水素発電システムの搭載でしょう。
エアインテークがフロントマスク左右にしっかりと据えられますので、フィールダーのフロントマスクは、今が過渡期と言えます。
口コミにはありませんが、カローラフィールダーのユーザー会に参加しますと、このサイズ、この足回りに固執している方が多いのも事実でした。
異口同音に「思いっきり若向けにチェンジしてほしい」という意見が多数。
引用:http://f1express.cnc.ne.jp/f1express/flash/img/org/273062_0.jpg
また、欧州の「A」セグメント「AIGO」のようなハッとするボディーに賛同する方が多かったのは意外でした。
カローラフィールダーは、今後思いっきりはじけるようなホットモデルに生まれ変わることを期待したいですね。